お金・仕事

1円も貯金がない僕が笑顔で仕事を辞めた理由

サラリーマンをしていた頃の僕は、シンプルに貧乏でした。

正社員なのに月給15万円…アルバイト並。

当時勤めていた会社は従業員が足りずマルチタスクが当たり前で、平日は平均16時間労働が当たり前でしたね。

 

土日も普通に出社して働いていましたが、あれこれごまかされてご立派に休暇として記録されていたんです。

ザックリ時給換算すると約400円!絵に描いたような超絶ブラック企業!

 

過労でぶっ倒れるんじゃないか!?そのうちニュースになるんじゃないか!?と、家族や友人たちからひどく心配されていました。

もちろん僕自身も(なんでこんな劣悪な環境で働くことを続けているんだろう…?)と疑問を抱いていました。

 

僕が貧乏から抜け出せなかった最大の理由は、お金です。

月給15万円では、文字通り「何もすることができない」生活でした。

 

社会人として生きる上で、家賃・光熱費・交通費ガソリン代・通信費・食費は確実に必要。

年金・所得税・保険料などの税金も、毎月の少ない給料の中から無情にも天引きされていきます。

車検がある年はさらに切り詰めなければ生活が成り立たないので、とてもじゃないけど貯金なんてできたモンじゃありません。

古くてデカくて重いスマホを騙し騙し5年くらい使っていました。

傷んで破れたり擦り切れたりしても同じ服をずっと着ていました。

 

ご飯を作る時間がなく自炊は高く付くのでコンビニやスーパーの惣菜ばかり食べていて、案の定風邪をひきまくっていました。

迂闊に仕事を休んでしまうとガクガクと給料が目減りしていくので、インフルエンザにかからないよう予防接種を毎年ちゃんと打つためにさらに食費を減らすという負のループ…

生まれつき肌が弱いので皮膚科にも定期的に通わなければいけません。

 

あれやこれやと銀行口座からお金を引き出していくと、いつの間にか自由に使えるお金は雀の涙。

自由に使えるお金が1万円だけ!という月もありましたね^^;

 

こんな状況なのに、出勤中に事故ったらどうしよう…

手術が必要な重い病気が自分や家族に見付かったらどうしよう…

明日、急に会社が倒産したらどうしよう…

いつか自分にも訪れるかもしれない”最悪の事態”を想像してガタガタと身を震わせ布団にくるまって怯えることしかできない毎日。

 

生活費、税金、医療費、不測の事態による”いつもの日常”の崩壊…

 

とにかくお金がない…だけどこのヤバさを解消するにはやはり、お金が必要。

”貧乏がゆえに貧乏から抜け出せない”最悪の状況に置かれていたんです。

 

そうとなれば真っ先に思い付くのが転職です。

今より良い条件の会社を見付けて転がり込めば、給料も休暇も今より確実に増える。

考えなくても誰にでも分かる簡単な打開策、今すぐに行動するべきなのは重々承知でした。

 

しかし、僕の状況は一味違います、ここまでくると”転職するお金”がないんです。

ポケットをひっくり返して探しても、転職に使える貯金と休暇なんてどこにも見当たりません。

 

その日暮らしの僕にとって、未来の安定よりも目先のご飯代の方が価値が高かった。

「1日休んだら何日分の夕飯が抜きになっちゃうの!?」と、自宅で独りで電卓を叩きながら嘆く日々。

深夜のスーパーの特売の惣菜を3つ買って3日間に分けて食べました。

コンビニでバイトしてる大学生の後輩にプライドを捨てて頼み込んで、弁当の廃棄を持ってきてもらって食い繋いだりしてみました。

 

これらは間に合わせ、そう長くは続きません。

いくら頑張っても結局、浮いたお金なんて大した金額にならず、月々の支払いのためにATMに吸い込まれていきました。

 

ハロワに行って求人を探すための休暇を取る余裕さえ、僕の会社にはありません。

コンビニに置いてある求人誌をパラパラめくっても「営業日は平日の9:00~」とか書いてあって、全然無理。

田舎なので早朝・深夜に対応してくれるのは飲食店くらいでしたが、あの業界はブラック!ってよく聞くから(今と変わらないな…)と選択肢に入れていませんでした。

 

会内事情に関しても同じレベルで転職には不利。

従業員が足りず会社のみんなが忙し過ぎたので、よほどでない限り有給・遅刻・早退は禁止!みたいな雰囲気があり、なかなか言い出せず…

ましてや、転職しま~す♪だなんて抜かしたが最後「逃げる気かキサマァ!!!」と総スカンを食らうのは目に見えていました。

 

結果→恐ろしくて転職なんかできない!!!

頭では分かっているけど行動に移せない…日々を悶々と過ごすしかありませんでした。

 

明るい未来なんてこれっぽっちも想像できずマイナス思考でいっぱいいっぱい。

大型トラックが行き交う国道や家の近くの古ぼけた踏切を見つめて(このまま死んじゃおっかな)とまで考え始めてました。

ブラック企業って、思考まで蝕んでくるからメチャクチャ怖い…

 

身も心もボロボロだった僕は、ひょんなことから今の職業に出会います。

いま僕が書いているこのブログに似たものをネットサーフィン中に見付けたことがきっかけ。

右も左も分からないながら(これしかない…!)と、ネットビジネスに賭けてみることにしたんです。

 

ネットビジネスなら従来型の起業のように大金が必要な場面がないし、自宅での作業だけで完結できるから時間を上手に使えば手間もほとんどかからない。

取り組み方をちょっと工夫するだけで、お客を集める~商品を売るまでの全プロセスを自動化できるというのだから、時間もお金もない僕にピッタリ。

 

1ミリたりとも身動きの取れない僕に選択権はありません。

顔も本名も知らない赤の他人であるネットビジネス億万長者を、信じるしかありませんでした。

 

もしも騙されて借金を背負ってしまっても、お金なんていつか取り戻せる。

でも、過ぎていった時間はどんなに努力しても二度と取り戻すことはできない。

 

僕は、僕が望んだ人生を、僕の手で掴み取る!と決心した瞬間でした。

 

翌日、僕は退職の意思を会社に伝えました。

昨日まで一緒に働いていた上司や同僚たちは目ん玉ひん剥いてびっくり仰天!

僕を口汚く罵倒します。

 

「正社員という安定した地位を捨てるなんてバカのやること」

「仕事できないクセに起業なんてできるわけがない」

「才能ないやつが成功したの見たことある?鏡見たことある?」

「意味分かんないけどやる気ないなら邪魔だから早く消えて」

「早めに遺書書いとけよww」

 

口ではどれだけ罵ることができても、僕の行動を止めることができる他人なんていません。

彼らの言葉など風の前の塵に同じ、頭に入ってきません、言ってる意味が分かりません。

 

もちろんこの時点じゃ、僕は何もできません。

何ができるの?と聞いたほうが早いくらい、まだ何も理解していません。

 

ネットビジネスを”知っただけ”の無知な若造です。

知識・スキル・貯金・人脈・保証なしのペーペー。

夢見がちな社会不適合者、イカレチンポの廃人予備軍。

退職届の書き方すら分からず、ヘラヘラ笑いながら「あ、今月いっぱいでいっすか?…やっぱ25日までで!w」なんて上から目線キメこむ非常識クレイジーボーイ。

 

(僕からすれば)一般人である彼らには、僕のことがそう見えたのかもしれません。

明日のご飯もまかなえるかどうか分からないのは事実なのでちょっぴり不安もありました。

そんな不安をかき消すように、不思議と心の奥底から晴れやかな気持ちが溢れてきたのを覚えています。

社会人になって初めて、笑顔になれた気がしました。

 

なぜなら、自分の人生の進路を自分で決めることができたから。

もう、少ない給料で会社=他人に生かされる僕じゃなくなるから。

他人の利益のために、二度と戻ってこない若さを切り売りする必要がなくなるから。

 

多くのサラリーマンは正社員になることによって安定を求めますが”何をもって安定とするか?”の方が何億倍も重要です。

給料が安い!と思っているならより高い仕事を探せばいい。

時間がない!と思っているなら自由な時間が確保できる仕事を探せばいい。

他人より何倍もデカく稼ぎたい!と思っているなら手っ取り早く起業して高い単価で仕事すればいい。

とにかく働きたくない!と思っている僕に似た人なら、自分が直接手を下さなくてもお金が稼げる仕組みを所有すればいい。

 

たとえお金があっても、時間を欲しがっているのであれば精神は安定せず、生活に不満を抱くはずです。

時間があり余っていても、お金がたくさん稼ぎたいのであれば心は満たされないはずです。

大金を稼ぎたいなら、サラリーマンのままでは一生満足できないでしょう。

働きたくないなら、労働収入のみで生活を支えようとすることは拷問でしかないはずです。

 

自身にとっての幸福=一般常識ではありません。

例えば、学歴や社会的地位に固執するタイプの人にとっては、一般常識に沿った生き方をするのが最も正解に近いのでしょう。

ですが己の中に秘めた願望によっては、一般常識は己の願望を邪魔をします。

 

意に反する生き方を強要されるのなら、たとえ超有名大学を卒業したとしても心から満足できる暮らしは送れないでしょう、学歴は自分を助けてくれません。

超有名大手企業の正社員という地位ですら、一定の給料を指定されたり定刻までデスクに縛り付けられたりしますから、願望から自身を遠ざける手枷足枷になる可能性は十分にあります。

 

生き方に正解はありません、自分の幸福は自分で決められます。

僕が置かれていた最悪な状況を存続してしまっていたのは、実は僕自身が無意識に選択してしまっていたからなのです。

 

PS.

起業して万々歳!と思いきや、以外に不便していることもあります。

周りと価値観が合わなくなりました。

お金に困ってないし使っても使い切れないし、寝ても寝ても余るほど時間も持て余しているので、値段見ないでバンバン衝動買いするし、しょっちゅう気まぐれ国内旅行してます。

ニート同然の生活をしているわけですが、これが時にコミュニケーションの邪魔をします。

まぁいいんですけどね、無理して彼らに合わせていたら、彼らの様にしか成れないので。

ABOUT ME
わんどん
わんどん
【職業:カリスマニート】仕事というモノが世界一嫌い。「働きたくねぇなぁ」を実現するため、25歳からたった一人でビジネスを猛勉強。勉強期間3ヶ月足らず・投資総額10万円以下、ネットビジネス開始からわずか1年足らずで”働きたくないサラリーマン”に向けてビジネスを教える側に立つ。ロングスリーパー、最長睡眠記録22.5時間。調味料ジャンキーなので最近は食生活を見直している。